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退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

四番バッターに三振が許される理由

time 2014/01/16


野球のことがいまいち分かっていなかった頃(今もそう変わりませんが)、不思議に思ったことがあります。『なんで松井には三振が許されるのか?』という、疑問です。当時も今も、ジャイアンツはそれこそ日本最強のチームであり、打てないベテランも外されるわ、打てない新人は一瞬で消えるわで、安定した打順にいられる選手というのは、ほんのひと握りでした。
 
が、松井選手だけは三振しようがゲッツーになろうが、どんなに不振でも四番から代えられることはありませんでした。当時の僕は何も分かっていなかったので、『松井は長嶋監督のお気に入りだからだ』と、なんの中身もないことを考えていたものです。勿論、松井選手はしばらく続く不振の後に、ホームラン争いにがっつり絡むほど打ちまくるわけですが。
 
反対に、少し打てないだけで表舞台から去っていく選手たちが、不憫で不憫でなりませんでした。
 
 

◆松井選手が代えられなかった理由

松井選手が代えられなかった理由、色々とあるのでしょうが、結局のところ一言でいうと、『松井選手が四番だったから』というのが、一番の理由な気がします。
 
四番バッターはチームの中心です。心の支えでもあります。四番バッターが打てばチームが勝つ、そんなことを期待されて、チームの全てのバッターを代表して四番に就くわけです。また、チームから見るとコロコロ代えるわけにはいかない、そんな存在でもあります。四番バッターをコロコロ代えるチームというのは、チームの芯が決まっていない、弱いチームだという印象を与えるからです。勝ちパターンを見つけられていないチームというのは、四番バッターがよく代わります。(勿論それがきっかけで強くなることもあるわけですが。)
 
だから多少の不振で代えられることはありません。勿論相応の結果を求められるわけですが、何かの事情で打てない時期というのは、どんな選手にもあります。チームもそれを分かっていて、精神的支柱でもある四番バッターを据え続けます。そして光明の差す時期を待つのです。
 
 

◆で、君は何番バッターなのかね?

松井選手もそうですが、一般に四番バッターというのはかっこいいです。子供時代にプロ野球選手に憧れたとして、『僕は守備の名手になる!』というよりは、『僕はホームランバッター(=四番バッター)になる!』という人の方が全然多いのではないでしょうか。
 
守備の名手というのは、プロの選手になってから生きていくために特徴を出す中で到達する点の一つであると思います。最初から目指す人はまずいません。(いたらごめんなさい)逆に、ホームランバッター=四番バッターは誰もが目指すものですが、ほとんど誰もがなれない、そんな究極の頂です。
 
そしてココが大事なところですが、果たして『貴方は四番バッターなのか?』ということです。
 
もしYesなら問題ありません。三振しまくってもいいから打ちまくって下さい。
 
しかし僕はそうではありません。残念ながら、四番を目指していた時期もありましたが、そうではないみたいです。ちなみに一番バッターでもありません。たぶん、運良く二軍の試合でコーチの目に留まって推薦を受けて、一試合か二試合だけ一軍のチャンスをもらってギリギリ試合に出ることを許された八番バッターなのではないでしょうか。
 
これは僕に限らず、大方の人がそうなのじゃないですかね?自分が四番バッターだと断言出来る人って、どれぐらいいます?
 
 

◆八番バッターがやってはいけないこと

四番バッターであれば、ホームランが出るまで三振しまくっても大丈夫です。四番の椅子を射止めるまでの過程には、監督(上司)や観客(顧客)からの厚い信頼があるからです。多少打てないことぐらい、期待されてることに比べたらなんてことはありません。
 
が、八番バッターは一度ホームラン狙いで三振したら、次の打席でまたホームランを狙って三振する、というのは許されません。大振りではなくバットを短く持ち、打席の前に立ってポテンヒットでもいいから塁に出ること、これが絶対に必要です。
 
ホームラン狙いでぶんぶん振り回しても四番バッター級の実力がないと当たらないし、そんな大振りを繰り返していてはそのうち打席にも立たせてもらえなくなります。監督や観客から見放されてしまうのです。連続三振が許されるのは四番バッターだけ、それが現実です。
 
二軍から上がってきて試されてるのであれば、とにもかくにもヒットを打つことです。そうしてヒットが打てるようになったら、最初からなりたかった四番バッターを改めて目指せばよろし。人生はスポーツ選手の体力と違って、衰えることはないのです。
 
 
 
ときにスポーツは人生に大切なことをたくさんおしえてくれますね。まずはバットを短く持ちましょう。
 
 
 
世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただけたことを感謝します。
 
引かぬ媚びぬ省みぬ!
 
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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。