うちの雰囲気を一手に明るくしている2号機が、どこからか結膜炎をもらってきやがった。
「目ヤニが出てかわいちょーねー。」
とか皆で言って笑ってたら、一人、また一人と感染し、結膜炎なんぞ一生に一度もなったことのない僕も、ものの見事に感染されてしまった。
家族全滅。
全員が隔離対象となってしまった。
***
そんなときに限って人前で話す機会がやってくる。
その日は、あろうことか僕がメインで講師を務める勉強会だった。
僕が何を話したところで大して役には立たないはずなのだけれど、何を間違ったか40人ほどの若者が集まってしまった。
目は真っ赤。瞼は腫れまくり。視力は激低下中。
ヤバいヤバいとは思っていたものの、サングラスで蓋をするわけにもいかず、しかし裸眼で勝負するにはあまりにヒドい顔をしている。
他に手段がないので、駅で適当に買ったメガネをかけてみた。
***
考えてみれば、これは人生初メガネだった。
僕は、視力を1.5〜2.0の間で保ち続けてきた。
一時期は1.0まで落ちたが、ゲームをやりまくったらなぜか1.5に上がった。
なのでメガネをしたことがない。サングラスぐらいしか経験がない。
そんな僕が、メガネをすることになった。
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恥ずかしい。
ヘンだ。
みんなが見ている気がする。
指を差して笑っている気がする。
「あの人のメガネ、ダサくない?」と言われてる気がする。
勘弁してくれ!俺はほんとは裸眼なんだ!
心の中で叫んだ。
***
ひとしきり心の葛藤と戦ったあと、そもそも論の大事なことにふと気がついた。
 

そいつがメガネをかけてようがかけてまいが、誰も気にしてない。

 
という事実に。
知り合いのうち、僕のことをまともに認識できるのは、せいぜい日本で1000人ぐらいだろう。
大雑把に言えば、日本の人口の10万人に1人しか、僕のことを知らないということになる。
1人ぐらいは終始裸眼の僕を知っているからメガネ姿に多少の違和感を持つかもしれないけれど、9万9999人は、僕がメガネをかけていれば
「ああ、メガネのヤツなんだ」
と思うだけである。
それ以上でも以下でもない。
あるいは僕のことを知っている1人ですら、僕が裸眼だろうがメガネだろうがどうでもいいことだろう。
僕の心の中の葛藤は、まさにひとり相撲以外の何物でもなかったということだ。
***
人が何か新しいことをするときに
・恥ずかしい
・失敗したらどうしよう
・笑われたらどうしよう
と感じるのも、全くもって同じような話だ。
すなわち、
 

そいつが何をしようが、他人にはほとんど関係ないし興味もない。

 
ということ。
10万人に1人ぐらいは、あなたが何か新しいことをしようとしたら違和感を感じるかもしれない。
しかし9万9999人は、「ああ、そういう人なんだ」と思うだけ。
本当にそれだけのことだ。
にも関わらず、人は時に10万人中9万9999人に、「あいつのやってること、ヘンじゃね?ダサくね?」と思われてるんじゃなかろうかと妄想する。
そしてその妄想のせいで、一歩目が鈍ったり継続力が弱まる。
これって本当に意味がないことだ。
***
昨日までデブだったとしても、今日から走れば、いずれ周囲は「ああ、走ってる人なんだ」と思うようになる。
昨日までダメ営業マンだったとしても、今日からデキる営業マン然としていれば、いずれ周囲は「あの人はデキる人だ」と思うようになる。
僕がメガネを人生初めてかけた際に、自分の中でのみ異常事態警報がなっていただけで、他人からすれば、その人がやっていること、その人が言っていることがその人を表しているに過ぎない。
そこに良いも悪いも、カッコいいもダサいもない。
だから、新しいこと、今までと違うことをやるのは、全然大したことじゃない。
近い知り合いにはちょっとだけ眉をひそめられるかもしれないが、いずれ「そういう人」と思われて何も言われなくなる。
ただそれだけのことだ。
***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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