フランスが「ジレ・ジョーヌ」真っ最中であります。
「ジレ・ジョーヌ」とは、直訳すれば「イエロー・ベスト」のことで、日本だと深夜の工事現場でお兄さんたちが着てるようなイメージの蛍光色のジャケット。
フランスでは、夜に車が故障したときなどに轢かれないよう、搭載が義務づけられてるんだとか。日本でも煽り運転のバカ供対策で、搭載させた方がよろしいんじゃないかと思いますが。
 
で、この黄色いベストを着た人たちが政府に抗議する運動が、「ジレ・ジョーヌ」と呼ばれていて、数日前まで真っ盛り。
直接的には2019年から始まる燃料税に対して抗議する意味で生活に苦しんでいる層がデモをしていたらしいのだが、ただの抗議運動が苛烈化し、いつのまにか車両に火をつけたり火炎瓶を投げたり、暴動レベルになっているのであります。
(ちなみに、ツール・ド・フランスではトータルタイムの一番少ない人=1位の人が表彰されるのだけれど、その人が表彰状代わりに与えられるのが、「マイヨ・ジョーヌ」という黄色いジャージ。黄色い人は1位、と思っておけば良い。)
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この「ジレ・ジョーヌ」では、すでに数十万人がデモに参加し、2000人に迫る人が逮捕されている。死者も残念ながら10人弱。
こういう海外のニュースを見ていつも思うのは、
日本ってなんて平和なんだ
という至極当たり前以下の感想。
 
少し前に日本を騒がせたハロウィーンにしても、逮捕者が数人出たぐらいで、死者は出ていない。
「トラックひっくり返したヤツ最低!」となって優秀な警察が犯人を突き止めて収監したけど、彼らにしても火は放ってないし銃も乱射してない。
「日本の若者の劣化がー」とか言ってても、こんな程度である。海外の若者(だけじゃないけど)は火もつけるし車壊すし、人も殺す。警官も平気で鎮圧用の銃を使う。
日本人、全然まとも。W杯で優勝したら死人が出る他国とは大違い、民度高し!と思うのであります。怪我人ぐらいは出るかもしれないけれど、死人は多分でないと思う。
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なぜ日本人はこうもおとなしいのか?についてはいまいちよく分からないし、いつ何時ひと頃の狂信的な国家に戻ってしまうか分からない恐怖はあるけれど、今の所、日本の若者は、まだまだちゃんとしていると個人的には思っている。
先のハロウィンでは、一部の暴徒(もどき)たちに対して、ほとんどの他の参加者は眉をひそめるだけの良識を持ち合わせていたし、一部が扇動することで全体が暴徒化することもなかった。
警官はそれでも民衆への敬意を忘れず、悪いことをしたヤツはあとできっちりこらしめられた。
こんな国、他にないんじゃないの?と思いますがいかに。フランスだったらハロウィンでセンター街が燃えてるよ、と思ったのであります。
日本の未来は暗い的な話が多いけれども、まだまだやることちゃんとやればなんとかなる、と信じられるのは、暴徒化してもあの程度だった今の若者を見たから。
ふと思ったことをば。
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