色々と経験と勉強を繰り返してきて、至った結論が一つあるとすれば、
第2象限の第1象限化
こそが人生を変える最大のポイントだと思う今日この頃。「第1象限」、「第2象限」などについてはもはや語り尽くされている感じもあるが、たぶんほとんどの人が知っている「緊急性と重要性のマトリクス」という考え方において説明されているのでこちら参照。表は知ってるけど見方はあんまりわかってない、という方はポイント欄を見ていただきたい。
ちなみに僕にとっての重要かどうかの判断軸で描いているので、酒タバコが好きな方は自分式に変換してください。

「今までの自分を変える」とか、「自分自身を強くする」といった美辞麗句は、結局この「第2象限の第1象限化」ができないと絵に描いたギニュー特戦隊で終わってしまう。それは言い換えれば「重要ではあるが緊急性のない事柄に緊急性を持たせる」ことであり、「第3、第4象限に使っていた時間を第2象限に使う」ということであり、「目標から逆算して第2象限をあらかじめスケジュールに入れ込む」ということでもある。
言い方は何でも良いが、僕はこれらを総じて「第2象限の第1象限化」と呼んでいる。
***
なぜこの表が数十年前からずっと生き残っているのかと言えば、第2象限は総じてめんどくさいからだ。めんどくさいから普通にしていたらやらない。やらないから何も変わらない。それが第2象限の宿命だ。
誰からも今日明日やれとは強制されず、締め切りもない。「年金やばいから老後のことを考えましょう。」と言われてもほとんどの人がまともには考えられず、「健康診断で引っかかったから今すぐ運動しましょう。」と忠告されてもなかなか踏み出せないのと同じで、今までの習慣を変えることは甚だ難しい。
だから、「第2象限が大事ですね」と理解でき、「じゃあ自分にとっての第2象限はこれですね」ということがわかったら、それをどうやって第1象限化、すなわち緊急性を持った事柄に昇格できるかが、勝負になる。
 
筋トレを例にとってみよう。
筋トレは大事だ。今日明日やらなくても何も変わらないが、理論的にこの数年で確立された通り、「筋トレは最強のソリューション」であり、もっともコスパの良い能力開発法の一つでもある。数年やれば、大きく人生を変えることだってできる(はず)。
 

ただ、いかんせん筋トレは特別な事情がなければやる必要がない。筋トレしないと死ぬわけではなく、筋トレしないと減給になるわけではない。疲れていると、わざわざ息切れしてまで腕立てしようとはなかなか思えない。
気持ちが盛り上がっている時は良いけれど、あまり気分の良いときに、それでも筋トレをする元気は、なかなか湧いて来ない。別に1時間、2時間も筋トレしろというわけじゃない。毎日腕立て50回、スクワット100回やるだけでも全然違う。
たった5分で終わり、人生全体で見ても少なからぬ影響があるのに、なかなか習慣化できている人はみない。ジムに入会しても、よほどの筋肉マニアでなければ、すぐに離脱してしまう。それが筋トレである。
***
筋トレにしろマラソンにしろ、あるいは仕事での諸々にしろ、第2象限の厄介なところは、
始めるまでが億劫
なところだと思う。世界で一番破りやすい約束は自分との約束であり、第2象限は主に自分との約束を果たさない限り、なかなかやろうとは思えない。
いつかやろう、どこかでやろう、やった方が人生にとって良い、ということに対しての異論は一切ないが、しかし「今」やるかどうか、これはまた別問題であり、ここを踏み出せるか踏み出せないかが第2象限の攻略の成否を決める。
だから考えるべきは、頭でわかっていることをどう行動に結びつけるか、というこの一点になる。行動が思考のレベルに追いつけるように、やれば好ましい結果を生み出すとわかっている第2象限に、どう自分を引っ張り込むか、ここが大事になってくる。
そのためには、自分自身の「トリガー」を知る、あるいは見つけることが肝要。何をすると自分は第2象限に踏み出しやすくなるのか、自分の取扱説明書を熟読し、マスターするのである。
 
筋トレに話を戻す。
僕の場合最近は自宅でやっていることもあり、色々と試行錯誤を重ねてみた。娘を寝かしつけたらやろうとか、風呂上がりにやろうとかしたけれどいまいちスイッチが入らない。娘と一緒に寝てしまうことも多いし、風呂上がりはずっとゴロゴロしてしまう。
さてどうしたもんかということで色々やってみた結果出た結論は、
ヨガマットを床に敷いておく
というよくわからない手法が一番自分にとってよろしいということに気づいた。
 
「帰ってきてから気合いを入れて筋トレをする」のではなく、「帰ってきたらヨガマットを転がしておく」が最初のアクションになる。「朝起きてまずはマットを転がす」のでも良い。いちいち気合いを入れる必要もなく、ただそこにあるヨガマットを転がすだけなので何にもリソースは要らない。この汚らしいヨガマットは、かれこれ3年ほどは使ってる。

 
そして何ならアブローラーを転がしておく。これだけで、寝室に行ったりトイレに行ったりと往復を繰り返すうちに、いつの間にかはぁはぁ言いながらアブローラーをスライドさせ、腕立てをしてしまっている。なんとなくやらなければいけない気になってくる。

 
アブローラーはアマゾンで1000円台から売っているのでどれでも良い。ジムでゴリゴリ筋トレするのでなければおそらくは最強の自宅用筋トレマシンで、僕の知る中でもっともコスパが良い。10回も膝突きでスライドさせれば、100回やってもならないぐらいの腹筋の筋肉痛が数日間続く。今のところ僕の腹筋では週2回ぐらいしかできない。腹筋以外にも全身運動になるので超おすすめ。

 
「トリガー」は人それぞれなので上記はあくまでいち個人の実例ではあるのだけれど、とにもかくにもこの「トリガー」がわかると格段に第2象限に踏み出しやすくなる。第2象限に取り組めると間違いなく生産性は上がるし、幸福感も増す。充実している人生とは、第2象限をがっつりやれている人生のことだ。
第2象限に躊躇なく突っ込める人はそのままやれば良いけれど、急がば回れ的に一つ「トリガー」的な作業を挟むことで、凡人としてはぐっと第2象限に緊急性を持たせやすくなると感じている。
第2象限がやりたくてやれなくて震えてる西野カナみたいなみなさんにおかれましては、自分自身の「トリガー」をあれこれ探ってみることをおすすめします。ちなみに「空腹の時に爆食いせずに快適に過ごすためのトリガー」を知ってる人いたらぜひ教えてくらはい。
***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。
退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!
我が生涯に一片の悔いなし!!!
メルマガ希望:kusog.akaba(アットマーク)gmail.comまで。組織の人財育成について書いてます。
いずれも申請の際は、世紀末覇者として最低限の自己紹介と愛のある一言をお願いします。
欲しいものリストはこちらです。万が一くれる人いたら泣いて喜びます。http://amzn.asia/7ZSHn0D

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事